素敵な絵
「先生私続けれる自信がありません」
その方は私よりも年上だが
とてもかわいくて大好きな生徒さんだ。
いつも体当たりで、
思ったことは口に出し
私の方に身体を向けて踊ってくれる
「振り付けも覚えられないし、
ステップをふむ足が動かないし
モチベーションが上がらない」
「レッスンの足を引っ張るから嫌だ」
その方は「舞台で踊りたくない」と言っている人。
人それぞれだけども
「舞台で踊る」とゆうことは
踊っている人にとって
重要ポイント。
目的、課題、モチベ
いろんな要素が含まれた一つのヤマである。
教える側としても、舞台を前に掲げると
熱も上がるし
お互い高めあえる関係になる
目標がない、目的がない
でもフラメンコ踊りたい
フラメンコをその場で
その時楽しくレッスンしたい
でも
覚えられないし
モチベ上がらない
私は言葉につまる
フラメンコの一つの「曲」
を踊り上げるには
一枚の「絵」を
書き上げるようなものだと例えた。
先ずはイメージ
下書き
色を塗る
各工程でもそれぞれの細かい作業がある
「全体図」とゆうのは最初からない
分からないところから手探りで作り続けて
続けて、続けて
ひとまず
完成する
モヤモヤ
壁が立ちはだかっていることに気づく
何かわからない
どうしたらいいのかわからない
チャンス到来ですよね
何が必要なのか気づくチャンス!
レッスンは続き
試行錯誤している彼女を見る
感覚で振りを掴んでる
細かく分析できない
論理化できていない
動いて頭で落とし込む
何度も何度も繰り返し
一人で一振り踊ることができた。
それは自信へとつながる
彼女に来週までに
今の一振り
完璧に落とし込んできてくださいと
課題をだした
真っ白なキャンバスに
向き合い始めた瞬間だった
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